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車のことや趣味のこと、なんでも発信していきます
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2016.07.11
今回のお客様からの御依頼は、ポルシェ997カレラSに、中古で買ったポルシェ996
ターボのリアスポイラー一体型エンジンフードを取り付けて、さらにその上に中古の
スポイラーを加工して取り付け、997ターボの二枚リアスポイラーをイメージして
改造して欲しいとの御依頼です。全て、中古のリサイクル部品を流用しての加工取り付けなので、かなりの改造加工が必要です。今回の、改造加工は他店でお断りされて
当社にご入庫されました。エステックカーサービスでは、他社でお断りされたと聞くと俄然やる気になってしまう、職人気質の会社です。だからって、頑固者ではありませんよ。
社外品のFRP製ポルシェ996ターボのエンジンフードの上にノーマルの996のスポイラーを取り付ける作業です。こんなイメージになるかな?ってな感じでリアスポを
仮組み中です。このフードは、996ターボ用のため裏面に付いているエンジンルームの熱気を逃がすための電動ファンの取り付け位置が997とは違うため電動ファン取り付け部の加工が必要です。
996ターボの電動ファンは、エンジンフードの裏面の中央に取り付けられているのに対して997は中央から左に7~10cmオフセットさせないと、エアインテークパイプに電動ファンが当たってしまって、エンジンフードが閉まらなくなってしまいます。
上の写真は、電動ファンの取り付け部を切って電動ファンをどのように取り付けるか
思案中の光景です。
エステックの板金職人の金澤さんが電動ファンをオフセットさせるための
プレートを製作中です。もう、塗装されていますが、右上の写真が加工したプレートをエンジンフードの裏に取り付けた状態です。この円の中に電動ファンが収まります
見てください。先程の電動ファンが当たってしまうエアインテークパイプを
交わして、何気なく最もらしく取り付けられています。これなら加工されたエンジンフードだと言わなきゃわかりませんよね。
さすがはポルシェ。リアスポイラーの取り付けステーも純正を買うと8万円以上するので、加工して製作しました。左の写真の黒いパイプが右の写真のスポイラー取り付けステーです。
何気なく純正っぽいでしょ。
順序がちぐはぐでしたが、白かったエンジンフードがボデーカラーに塗装されました。
元々付いていたハイマウントストップランプもターボ用のエンジンフードに移植して
元々ハイマウントストップランプだったところは、埋めてしまって塗装します。
スポイラーも塗装です。
全ての塗装されたパーツを取り付けて完成です。
中々、格好良く自然な感じに完成しました。
作業期間は2週間ぐらいでした。ポルシェのオーナー様で、自分だけのオリジナルの
ポルシェを作りたい方は、是非、エステックにお任せください。
ポルシェの修理 詳しくはこちら https://s-techcars.com/porsche
エステック対応地域 世田谷より半径20km が対応エリアになります。
東京23区、府中、多摩、相模原、横浜、川崎、出張致します。
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