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車のことや趣味のこと、なんでも発信していきます
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2020.02.01
こんにちは。調布店 清水です。
今回ご紹介するお車は、八王子市よりご依頼頂きましたフェラーリ・360モデナになります。
さすがスーパーカー、存在感ありますね。
この艶感大切に乗られているのが分かります。
今回の損傷個所を確認していきましょう。
右フロントフェンダーと右ドア、ロッカーカバーの3カ所に損傷されていることを確認出来ました。
フェラーリはオールアルミで出来ており、今回のような深い凹みなどは通常の鈑金修理では対応できません。
またロッカーカバーは圧縮ファイバーによって出来ている部品です、この部品もファイバーに対する修理を必要とします。
走行中にボディへの飛び石などのダメージのある部分、フロントタイヤ後部のフロントフェンダーやボディ外側のロッカーカバーなどにストーンガードテープが貼られています。
これらは全て新品に張り替える作業が出てきます。
では作業に入ります。
先ずは作業するにあたって必要部品を外していきます。
ヘッドライトを外しますがこの裏側を見ることはなかなかありません。
ヘッドライトの位置調整があるステーやバラストが見えます。
このヘッドライトも左右共に外していきます。
他の車両にない作業としては、ロッカーカバーを外す際クォーターのフロント側(ドアを開けた内側)を外します。
ここにはドアとのキャッチが付いている為にドアとの立て付けを調整する必要が出てきます。
またエンジンルームのサイドパネルを外した所、リアフェンダーのライナーを外した所にネジがありここまで外してネジを取ることによりはじめてロッカーカバーを外すことが出来ます。
通常の車両の倍以上の時間を必要とします。
部品を外し終えたので作業をしていきます。
今回はアルミ素材という事ですが、いつも通りエステックカーサービスの鈑金スタッフによりデントリペアを併用しての鈑金修理をしていきます。
鈑金が終了してパテ作業に入りましたが、パテの付いている範囲を見ると損傷範囲と変わらない範囲で鈑金作業が終了しているのが分かります。
ロッカーカバーもファイバーへの修理方法にて修理をしてパテが付きました。
パテ作業が終了した後は、サフェーサー塗装をします。
このサフェーサーですが実は種類がありまして、本塗装の色によったり素材によったりで使う塗料を変えて塗装をしていきます。
ドアは内側にも損傷の波及があったために取り外して修理をしていきます。
ここから本塗装をするための下処理をしていきます。
フェラーリは左右のフロントフェンダーがつながっているように塗装がされているので、今回は左右のフェンダーを全て塗装する事にしました。
その為に左右のヘッドライトを外し、マスキングをしていきます。
他のパーツは個々に固定をして本塗装をします。
本塗装が完了しました。
綺麗に仕上がっています。
これにて組み付けをし、磨いて作業を完了していきます。
あ…うっかりしていました。
ドアの内側にはマッドブラックにて塗装されている部分があります。
ドアを外して作業したもう一つの理由としてこのブラック塗装をする必要があります。
こういう色違いはあまり見ませんので珍しいです。
最後にストーンガードテープを貼り、エンブレムも貼って作業が終了しました。
アルミ素材の鈑金作業もエステックカーサービスの鈑金スタッフはしっかりと出来ます。
どの様な車両でも対応できますので、出来る出来ないなど思うことがありましたらご相談ください。
皆様からのご一報お待ちしております。
エステック対応地域 世田谷より半径20km が対応エリアになります。
東京23区、府中、多摩、相模原、横浜、川崎、出張致します。
その他、近辺の地域の方はご連絡くださいませ。 内容により対応いたします。