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車のことや趣味のこと、なんでも発信していきます
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2019.12.29
こんにちは。調布店 清水です。
今回ご紹介するお車は、町田市よりご依頼頂きましたアルファロメオ 159 スポーツワゴンになります。
この車両は、歴史と伝統の盾型グリルを中心に、左右に3連ライトを配した見る人に強烈なインパクトを与えており、旋回性能については、前輪切れ角の増加により、156よりも向上しています。
さて損傷状態を確認していきましょう。
今回は物が落ちてきての損傷となり、ボンネットに凹み、フロントバンパーにキズを確認出来ました。
修理方法としては、ご要望がありボンネットとフロントバンパーを新品部品に交換していきます。
修理を始めます。
先ずはフロントバンパーを外していきますが、外していく中でボンネットを開けるためのフードロックのレバーが折れていることを確認しました。
この部品に損傷が確認しましたので、ラジエータサポートに影響が出ていないか確認した特に損傷や影響は無いようでしたので部品交換のみになりました。
次にボンネットを交換するため左右のフロントフェンダーにボカシ塗装をするためにフロントフェンダーを分解していきます。
その中で、エンブレム2点がありそれを交換しますが、取り付けの際の位置決めの為にマスキングを使用してエンブレムの位置や向きを記録していきます。
これはエステックカーサービスの鈑金スタッフの記録のやり方ではありますが、この作業は少しでもズレていると完成したことにはなりませんので慎重に作業していきます。
外したフロントバンパーですが、表面にある傷は確認出来ましたが内側にも損傷が見られました。
メーカーによるところはありますが、バンパーのステーが溶着(素材がプラスチックの為に溶かして付いている状況)されている物があります。
この車両も例外になくステーが溶着されており、その溶着部分が割れるように外れていました。
エステックカーサービスの鈑金スタッフは、この様な部品ですが新品に変える場合でも完成後を考えながら合わせ作業をしっかりとしていきます。
後ボンネットも新品に交換しますので合わせ作業をしていきます。
新品部品と言えどパネル毎微妙な違いがあることがありますし、輸送の関係で微妙な損傷があることも考えられるために確認も含めて作業を必ずします。
ここから塗装をしていきます。
先ずはボンネットの裏ですが、ここでの塗装は色、艶、肌等車両ごと違います。
この違いを見落とすことなく同じように塗装していきます。
また、フロントバンパーとボンネットの表面に本塗装をしていきます。
本塗装終了後、組み付けをした後取り付けの際触ったネジに塗装をします。
作業したままですとネジにされていた塗装にキズを作ったままになってしまうので、組み付け後には塗装をして元に戻すように作業をしていきます。
これにて作業が完成しました。
綺麗に仕上がっています。
今回の様に細かい部分にも注意を注いで作業をしております。
仕上がりはお任せください。
皆様からのご一報お待ちしております。
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