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車のことや趣味のこと、なんでも発信していきます
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2019.04.26
こんにちは。調布店 清水です。
今回、品川区よりご依頼頂きましたルノー カングー ゼン EDC になります。
ご依頼頂きました内容ですが、左側面をコンクリートの壁に当ててしまったとの事での修理になります。
この場所は、多くの方が損傷しやすい場所で、内輪差が影響してきます。
内輪差とは、クルマが曲がる時にカーブの内側の前輪が描く軌道と内側の後輪が描く軌道の差のことですが、いろんな状況で運転されている訳ですから当たってしまう事もあります。
こんな時はエステックに先ずはご一報下さい。
このお車では、スライドドアからクォーターパネルにかけて損傷しております。
またクォーターパネルで当たりが終わり、その影響で傷の後ろが膨らんでいる事が分かります。
損傷状態からしてスライドドアはパネルを交換し、クォーターパネルは鈑金で修理をする事にします。
この鈑金出来るか否かは損傷状態を確認させて頂ければ判断できますので、こういった時はお車を拝見させて頂き、修理方法をご相談させて下さい。
先ずは鈑金の初期作業としまして、粗だしをします。
この後スライドドア(セダンであればリアドア)の交換する部品を取り付け、高さや隙間、ラインを確認しながら鈑金してパテの工程に進みます。
クォーターパネルの今回のような場所ではほとんどがドアの内側にも損傷の影響が有ります。
その為、作業内容の一つとしてドア、若しくはスライドドアを何度も脱着しながらしっかりとパテ作業を完成させていきます。
サフェーサーを塗装した所ですが、このような範囲までの修理をしていることを確認頂けます。
ここから塗装の準備をしていきます。
新品のスライドドアはメーカーより防錆塗装という事で黒い色をして入荷してきますが、入荷後塗装する為に防錆処理されている所をサンディング(傷をつけます)をします。
ただ、新品のままですと防錆塗装が削れて無くなってしまう事がよくある為、エステックでは防錆の意味も含めて新品パネル全てにサフェーサーを塗装する事にしています。
今回はドアのモールは再使用という事で修理をし塗装する準備をします。
ボディはマスキングをして準備していきますが、室内だけにこだわらずパネル内部にもミストが入らないように小さな穴も見逃さずにマスキングをします。
塗装する部分とその周りが素材の違う物でマスキングをしているのが確認できます。
これは塗装する部分は専用の素材を使用しているペーパーで、その周りはビニール素材のものを使用しています。
何故かと申しますと、塗装する部分にビニール素材を使用すると静電気が起きることが有りこれによって空気中の塵を寄せてしまう事がある為ゴミ(ブツ)となってしまいます。
そういったことから使用するものを分けている訳です。
下の写真が塗装後になりますが、この時点で完成に近い状態にまでなっております。
十分な乾燥が出来上がったら組付けをします。
更にここから磨きをして新車同様の肌(表面の状態)にして初めて完成になります。
綺麗に仕上がっております。
お車の状態を見せて頂き作業方法も含めてご相談下さい。
皆様からのご一報お待ちしております。
エステック対応地域 世田谷より半径20km が対応エリアになります。
東京23区、府中、多摩、相模原、横浜、川崎、出張致します。
その他、近辺の地域の方はご連絡くださいませ。 内容により対応いたします。