こんにちは。調布店、清水です。

今回ご紹介するお車は、ポルシェ・991・911turboSになります。

今回の修理依頼内容ですが、飛び石による塗装剥がれの修理となります。

飛び石ですので多箇所の損傷となりますので、一つ一つ確認していきます。

先ずは左フロントフェンダーです。

ここには1ヶ所ですが塗装が剥がれ、下地が見えているのが確認出来ます。

次にポルシェではよくある箇所になりますが、左右のクォーターパネルになります。

ここはパネルが張り出している為でしょうか、飛び石が当たる場所となります。

点々と下地が出ているのが確認出来ますが、更に下側の耐チップにも飛び石の跡があり塗装が剥がれてしまっています。

耐チップ塗装が数ヵ所剥がれているのが目立ちますが、その下のロッカーカバーにも塗装の剥がれがありました。

これらすべてを修正していきます。

損傷確認が終わりましたので、ここから修理に入っていきます。

先ずは左右のロッカーカバーを外し、単体にして修正をしていきます。

またロッカーカバーを外すことにより、耐チップの塗装も部品が取りついた後見えなくなる部分にもしっかりと塗装をすることが出来ます。

次にクォーターパネルを塗装するに当たり隣接部品となるリアスポイラー、テールランプ、リアバンパーの順番で外していきます。

またクォーターガラスも外していきますが、通常の接着式では無くネジで止まっているのですが、これと同時にルーフパネルのサイドに付いているルーフサイドモールも取り外します。

これはクォーターパネルから続いているルーフサイドまでしっかりと塗装をすることにより、経年によるボカシ塗装の際が出てくる心配がなくずっと綺麗なままで維持出来ます。

塗装の剥がれた部分を修正しますが、箇所毎修正をした後にサフェーサーを塗装します。

その際ボディには同色のサフェーサーを使用し、耐チップを塗装する箇所には通常のサフェーサーを塗装します。

ボディに同色の塗料を使用するのは、本塗装した際に下の色が透けて見えないようにするためと、下色が見えることによる色違いを無くすためです。

修正をしながら付属部品を外していきます。

今回はクォーターパネル内側に付いているフェンダーライナーを外す為にホイールを外します。

元々車高の低い車両ですので、ホイールを付けたままだとﾌｪﾝﾀﾞｰﾗｲﾅｰが外せません。

ここまで作業する事により、付属部品が外せ本塗装の準備がしっかりと出来る様になりました。

左のクォーターパネルの損傷が、フロントドア側にもあった為にふろんとどあにボカシ塗装をします。

その為、ドアに取りついている付属部品を外します。

左右のロッカーカバーは単体にしてありますので、それぞれ傷の部分を修正し、先程のボディへのサフェーサーと同じ塗装をします。

その後本塗装へ向けての下処理をし本塗装をしていきます。

ボディですが、左右の必要な範囲に下処理をして、しっかりとマスキングをしていきます。

左側は側面全部、右側はクォーターパネルのみですが、トータルで考えますと塗装しない範囲の方が小さくなるような大きい範囲の塗装となります。

それでもエステックカーサービスの塗装スタッフの熟練した作業で、しっかりと塗装をすることが出来ました。

最後に組付けと全ての肌が合うようにしっかりと磨きをかけ作業が完了となりました。

また飛び石が当たりやすいクォーターパネルには、ストーンガードテープを張り付け飛び石などによる塗装剥がれが内容に保護をする様にしました。

今回は飛び石による塗装剥がれの修正を見て頂きました。

無数に付いてしまい塗装が剥がれる事がありますが、エステックカーサービスでは何時でもしっかりと対応しております。

飛び石での損傷をされましたら、エステックカーサービスにお任せください。

皆様からのご一報お待ちしております。

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