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車のことや趣味のこと、なんでも発信していきます
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2019.07.12
こんにちは。調布店 清水です。
今回ご紹介する車両は、府中市よりご依頼いただきましたアウディ・A6 4G(C7)系になります。
今回の損傷ですが、リアバンパーからクォーターパネルにかけて接触されてテールランプにも損傷が見られます。
クォーターパネルの折れ、変形などを見ますとクォーターパネルの角で損傷が収まったように見受けられます。
見える範囲での確認ですが、リアバンパーを止めるためにあるバンパーブラケットにも変形が見られます。
前述の様にクォーターパネルで損傷が終わったように見られましたが、その影響でクォーターパネルの中心に歪が出てしまっていることが確認
できます。
これから作業に入ります。
先ずはリアバンパー、テールランプを外して内側の損傷状態を確認していきます。
クォーターパネルの凹んでいる場所を中心にテールランプの取り付け部やバンパーブラケットの取り付け部が変形しているのが確認できます。
また、トランクルームの内張り等を外してみるとクォーターパネル等の損傷が内側の状態を確認できます。
通常この部分は平らなパネルとなりますので損傷が大きいことが想像できる状態になっていました。
ここから鈑金作業に入りますが、通常損傷部位の状況からしますとクォーターパネルを交換するレベルなのですが、新品部品の入荷状況とお客
様のご希望により変形修理をしていくことになりました。
今回は右に見えますパーツを引っ張るための専用の機械と細かい場所の変形修理をする機械、それに叩き作業を組み合わせての作業になりま
す。
この引っ張り作業ですが、1方向だけではなく2方向の引っ張りをしながらパネルのラインや凹みを出していきます。
この際には新品のテールランプやリアバンパーを幾度となく着けたり外したりすることをしながら出来る限りパネルそのものの形を出していく
ように作業していきます。
エステックカーサービスの鈑金スタッフはパネルそのものを出来る限り元の形に戻すことを一番に考えながら作業しています。
外側の修理をしながら内側も修理していった状況です。
最初の変形が戻っています。
ただ今回の状況から素材が伸びて強度が少なくなったりしていましたので、溶接を用いて元の強度が出るように作業をします。
溶接作業後になりますが、ここから溶接個所を削っていき形を整えていきます。
現時点での最終状況を確認します。
ライン等、鈑金作業のみでここまでの形にしました。
パテでの最終整形の前作業で最終の叩き作業をします。
これにより表面のみのパテ作業が可能になってきますので、気を抜かずに作業をしています。
パテを付ける前の状況です。
この段階で見てもパネルの形が戻っているのが確認できます。
ここまでの作業が完成しましたので、パテでの最終整形に入ります。
これはパテの整形が終わりを迎えようとする前のトータルチェックをしているところです。
これでサフェーサー塗装が出来る状況になりました。
サフェーサー塗装をする前の状況確認ですが、叩き作業の段階でしっかりと形が戻ったためパテが薄く付いているのが確認できます。
サフェーサー塗装をしました。
次に塗装が完成したところになります。
今回はルーフサイドも全部塗装をしました。
これにて作業が終了しました。
今回の様にエステックカーサービスの仕上げるための考えとしてオリジナルを大切にしています。
エステックカーサービスの鈑金スタッフにはしっかりとした技術を持ち合わせていますので、ご安心してご依頼ください。
また、作業内容等もご相談ください。
皆様からのご一報お待ちしています。
エステックカーサービス株式会社
https://s-techcars.com/
住所:東京都調布市多摩川1-50-1
TEL:042-444-0767
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エステック対応地域 世田谷より半径20km が対応エリアになります。
東京23区、府中、多摩、相模原、横浜、川崎、出張致します。
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